「建設分野特定技能評価試験」とは

2023/12/21

建設業における人手不足に対応するために、2020年4月より「特定技能」という在留資格が設立されました。

建設業の特定技能には1号と2号があります。

また技能水準を測定するために「建設分野特定技能評価試験」が創設されており、試験は特定技能と同じく1号と2号に分かれています。

今回はそれぞれの試験内容と試験に合格したあとに従事できる業務を解説します。

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建設分野特定技能1号評価試験

建設分野特定技能1号評価試験は、外国人が特定技能1号を取得するために受ける試験の1つです。

試験に合格すると、建設分野における2年以上の実務経験がある人と同じ程度の技能水準を有すると認定されます。

2023年9月現在、技能実習対象職種を含め、 建設業に係る全ての作業を3つの特定技能業務区分、土木、建築、ライフライン・設備に再編しました。

それに伴い、特定技能1号評価試験も業務区分【土木】、業務区分【建築】、業務区分【ライフライン・設備】の3つに統合されています。

【学科試験】

問題数30問
試験時間60分
出題形式真偽法(○×)および2~4択式
実施方法CBT方式
合格基準合計点の65%以上

【実技試験】

問題数20問
試験時間40分
出題形式真偽法(○×)および2~4択式
実施方法CBT方式
合格基準合計点の65%以上

試験範囲等の詳細は「建設分野特定技能1号評価試験情報と申込み」を確認ください。

建設分野特定技能2号評価試験

建設分野特定技能2号評価試験は、外国人が特定技能2号を取得するために受ける試験の1つです。

特定技能1号を修了して、かつ試験を合格すると特定技能2号に申請できます。

なお、特定技能2号評価試験は2023年9月現在、試験範囲を示すテキスト等の検討作業を行っており、2023年11月からの試験開始を予定しています。

詳細は「今後の建設分野の特定技能評価試験の実施予定等について」を確認ください。

まとめ

建設分野における特定技能は1号と2号に分かれていて求められる技能水準が違うため、試験の内容が異なります。

2023年9月時点では特定技能1号のみ試験が実施されていますが、2023年11月以降、2号についても試験開始を予定しています。

最新情報を確認しつつ、試験勉強を進めていきましょう。

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